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藤本美貴×横澤夏子×俵万智の「育児短歌」 写真では残せない"子育ての心象"を五・七・五・七・七で刻むための手習い

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子どもを見つめる母親
子どもの成長を、写真だけでなく短歌でも残してみませんか?(写真:shimi/PIXTA)
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欲を言うなら、助詞の「も」が出てきたら、一度立ち止まってみましょう。私はも警察と呼ばれるくらい、「も」をパトロールしているのですが(笑)、「も」はいろんな意味を込められる便利な言葉である一方、曖昧になってしまう落とし穴が……。

顔近い頭が近い足重い季節を問わずゆたんぽいらず

「頭も近いし」を「頭が近い」としてみました。韻を踏んで、リズムがよくなり、子どもの元気さがさらに感じられますよね。頭がすぐそばに見えるような、迫力が増すと思います。

ジグソーパズルのピースのよう

ぴったりと抱いてやるなり寝入りばなジグソーパズルのピースのように
俵万智 作『プーさんの鼻』
『みんなの短歌』(マガジンハウス)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

同じく寝かしつけときの子どもとの距離を表現した歌ですが、私は「ジグソーパズルのピース」という言葉を使っています。それぞれの“らしさ”が出ていて、おもしろいですよね。

うちの子はなかなか寝てくれなくて、おかげで寝かしつけの短歌をたくさん詠みました。あるとき、こちらも眠くなって適当に抱っこしていると、「もっと、まもるかんじで!」とダメ出しされてしまいました。

子どもって語彙は幼くても、ときどき鋭いことを言いますよね。「なんかすいません」と思いながら、抱っこし直したのを覚えています。

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