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藤本美貴×横澤夏子×俵万智の「育児短歌」 写真では残せない"子育ての心象"を五・七・五・七・七で刻むための手習い

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子どもを見つめる母親
子どもの成長を、写真だけでなく短歌でも残してみませんか?(写真:shimi/PIXTA)
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子育てについて、SNSで発信している人も多いですよね。

写真に短い文章を添えたり、あるいは文章のみ、写真のみだったり。いずれにしてもSNSにアップしたいと思うからには、自分の心が動いた瞬間を切り取っているはずで、それこそ短歌の種といえるでしょう。

「何から作ればいいのかわからない」という人は、過去の投稿を振り返って短歌にしてみると、思い出を違った形に再パッケージすることができ、新たな発見があるかもしれません。

最近は、短歌に写真を添えるような表現もSNSを中心に盛んに行われていて、今っぽい立体的な楽しみ方といえますよね。写真には映らない思い、写真を添えることで、より鮮明に刻まれる記憶を、短歌に残してみてはいかがでしょうか。

完璧じゃなくてもいい

スマートフォンで子どもの撮影をするとき、写真家になろうと思いながら撮っている人は、おそらくいないでしょう。プロでなければ撮ることのできない写真がある一方で、常にそばにいる親だからこそ、撮ることのできる写真があります。

短歌も同様で、完璧なもの、作品として優れているものを目指す必要はありません。子どもをそばで見ている人じゃないと気づけない、“シャッターチャンス”があるはずなので、そんな心のシャッターチャンスに敏感になることが、短歌作りの第一歩です。

たとえ完成しなくても、短歌を作ってみようとする行動を通して、子育てをていねいに味わう時間が生まれます。これは歌になるかな、と立ち止まる時間が尊いのであって、作品は副産物くらいに思ってかまいません。

子育てが豊かで、鮮やかな時間になること。それが育児短歌をおすすめする、いちばんの理由です。

それでは実際の育児短歌をもとに、短歌の作り方を見ていきましょう。

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【藤本美貴さんの一首】

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