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「ヒョウ柄おばちゃん」て本当にいるのんか?大阪人歴40年、今は京都の筆者が「大阪最長商店街」2.6km歩いて見たリアルな姿

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かつて日本一の長さを誇った天神橋筋商店街。大まかに7区画に分かれ、それぞれに街の表情が変わる(写真:筆者撮影)
  • 吉村 智樹 フリーライター&放送作家
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ノスタルジックな浪花のムードとサファリパーク感がミックスされたてんに&てんさんのもう一つの目玉が、戦後およそ60年ぶりに復活を遂げた上方落語の定席「天満天神繁昌亭」。

大阪天満宮と並ぶ寄席「天満天神繁昌亭」(写真:筆者撮影)

警告貼り紙にも上方落語がインスパイアされている?

商店街では出演する落語家とすれ違うことも多く、それだけにエリア一帯を寄席のようなユーモアが包みこんでいる。たとえば「店の前に自転車を置かないで下さい どうなってもしりません」という警告貼り紙。これなど上方落語「死神」のくだり、「そんなこと、わしゃ知らん」にインスパイアされているように思えたが、考えすぎだろうか。

置くとどうなってしまうんだろう。新品になったりして(写真:筆者撮影)

しかし、このプッと吹き出してしまう表現を許す土壌が、てんに&てんさんにはある。天神橋筋2丁目~3丁目商店街は、全国の人がイメージする「おもろい大阪」に近いニュアンスを嗅ぎ取れるブロックだった。

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【落語のストーリーを引用した地元銘菓】

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