ノスタルジックな浪花のムードとサファリパーク感がミックスされたてんに&てんさんのもう一つの目玉が、戦後およそ60年ぶりに復活を遂げた上方落語の定席「天満天神繁昌亭」。
警告貼り紙にも上方落語がインスパイアされている?
商店街では出演する落語家とすれ違うことも多く、それだけにエリア一帯を寄席のようなユーモアが包みこんでいる。たとえば「店の前に自転車を置かないで下さい どうなってもしりません」という警告貼り紙。これなど上方落語「死神」のくだり、「そんなこと、わしゃ知らん」にインスパイアされているように思えたが、考えすぎだろうか。
しかし、このプッと吹き出してしまう表現を許す土壌が、てんに&てんさんにはある。天神橋筋2丁目~3丁目商店街は、全国の人がイメージする「おもろい大阪」に近いニュアンスを嗅ぎ取れるブロックだった。
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【落語のストーリーを引用した地元銘菓】
