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「キャリアアップのため」の学びが裏目に 専門知識を磨くほど「使いにくい」と言われる理由 経営層が欲しがる人の特徴は

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勉強をする男性
専門知識の習得はなぜ無駄になってしまう危険性があるのか?(写真:jessie/PIXTA)

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リスキリングなど、新たな学びによって自身を高めようとする人は多い。しかし、キャリアアップにつながると思った学びが、逆に、チャンスを逃す原因になることもあるようだ。
経営・組織マネジメントを熟知した斉藤裕亮氏の著書『5ルート 努力が報われるキャリア戦略』から一部を抜粋・再編集。一見役に立ちそうな専門知識の習得がなぜ無駄になるのか、ひも解いていく。

専門知識がチャンスを遠ざける

キャリアアップをめざすなら、専門性を身につけるべきだ。

そんな空気が、ここ数年でいっそう強まりました。リスキリングのブームもあり、仕事の幅を広げるために勉強する人は本当に増えたと感じます。

私自身、知識を得ようとする姿勢は素晴らしいと思っています。でも一方で、「専門知識さえあればチャンスに近づける」と信じて頑張っている人ほど、少し立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

というのも、見初められる場面では、その専門知識が必ずしもプラスにならない。むしろ、チャンスを遠ざけてしまうことさえあるからです。この矛盾のような話を、ここで整理しておきたいと思います。

たしかに、専門知識や経験が豊富な人は、頼りがいがあります。ただ、その裏側には、どうしても固定観念がこびりつきやすい。私がこれまで関わってきた組織を思い返しても、経験がある人ほど「前例」や「常識」に縛られやすかったように感じます。

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【本人に悪気はなくても…】

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