間もなく始まる今年のゴールデンウィーク。先ごろNEXCO各社が発表した渋滞予測は、5月2日(土)から6日(水)まで暦の上で5連休になることもあり、「昨年比で10km以上の渋滞回数は2割増加見込み!」となっている。
政府の補助などにより、ガソリン価格が(今のところ)リッター170円前後に抑えられていることや、海外旅行や遠出を控えて、近場のレジャーに切り替えることで、かえって大都市圏近郊の渋滞が増加するという見通しもあり、混雑は避けられそうもない。
今年のNEXCO各社のプレスリリースでは、かなり具体的に「長い渋滞の回避例」が付記されており、参考になる。その情報も含め、大型連休の渋滞回避策を考えてみたい。
2時間の渋滞を避けるか?
まず、大前提として、渋滞回避を最優先するか、渋滞に巻き込まれることを覚悟して、渋滞中も楽しむことを選ぶかという選択がある。
40kmの渋滞というと絶望的に思えるが、事故渋滞でまったく動かない状況でない限り、少しずつ進む。
NEXCOが定める渋滞の定義は、「時速40km以下で低速走行、あるいは停止発進を繰り返す車列が1km以上かつ15分以上継続した状態」なので、仮に40kmの距離を平均時速20kmで進めば2時間で抜けられる計算になる。
もちろん、渋滞がなければ30分程度で走破できる距離だが、この1時間半の差をどう考えるか。
夜中や明け方に出発して、眠い目をこすりながら1時間半を節約するのと、1時間半余計にかかっても通常の時間に走行するのとどちらがよいかは、運転者や同乗者の状況による。
子どもが小さければ、むしろ夜中に眠ったまま走行した方が合理的かもしれない。逆に子どもが小学生以上でいろんな話をしたり、歌やゲームをしたりできるのであれば、走行時間が長くなっても、家族団らんの楽しい空間となるかもしれない。
さて、いうまでもなく、渋滞は大都市圏からの下りの場合、連休初日の早朝、あるいは最近では連休前日の夕方から混み始めることもままある。
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【「特に長い渋滞発生予測」8つのケース】
