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政治・経済・投資 #株価爆上げ キオクシアの現在地

〈アナリストが読む〉キオクシアに問われる強さ「メモリー価格は今がピーク」、エヌビディアとの技術協力の行方

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キオクシアの稼ぎ頭はAIサーバー向けの大容量SSDで、売上高のおよそ3割を占める(撮影:梅谷修司)

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NANDフラッシュメモリーの価格高騰はいつピークを迎えるのか――。
AI需要の爆発でサーバー向けSSDが牽引する一方、価格高騰の余波はスマートフォンやPCの民生市場にも及んでいる。
需給と価格の行方、メモリー各社の戦略、そして株価急騰で市場の注目を集めるキオクシアホールディングス(以下、キオクシア)の課題を、英調査会社オムディアの南川明シニアコンサルティングディレクターに聞いた。
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2027年にかけて不足は続く

――NANDフラッシュメモリー市況が高騰しています。需給バランスと価格をどう見通していますか?

2025年はちょうど需給バランスが均衡していた状態だったが、現在は大幅に供給が不足し、価格も急騰している。その牽引役はほとんどがサーバー向けSSD。需要は年率20〜30%の勢いで伸びている。

一方で供給はすぐには追いつかず、工場が立ち上がるタイミングで階段状に増えていく。どうしても需要とのギャップが生じてしまい、不足の度合いは26〜27年にかけて大きくなるだろう。

ただそれ以降は、価格は下がっていきそうだ。数量は伸びたとしても、金額ベースの市場規模は今年とあまり変わらないと見ている。

――供給が不足しているのに、なぜ価格が下がるのですか。

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