新年度、新学期がスタートした。多くの学校では、4月はなにかと特別な時期だ。何より新入生が入ってくるし、採用や人事異動でメンバーが相当変わる。
そして、企業や役所と違って、学校がかなり特異なのは、4月当初から1年目の新人であっても即現場配属で、学級担任や授業で大活躍している(させられている)ことだ。教育実習などを経て教員免許を持っているとはいえ、かなり無茶ぶりだと思う。
企業でいうと、入社数日の社員に重要顧客の前でプレゼンさせ、タフな交渉をさせているようなもの、それも1人きりで。
新学期が始まって数週間は、子どもも大人も緊張感があるので、教室が荒れることはあまりないかもしれないが、1年目の先生は、そろそろ疲れもたまっている頃かと思う。
新採や若手を大切にできているか?
そして新採に限らず、2~3年目や2~3校目の若手の中にも苦労している人は多いのではないだろうか。
初任者研修をはじめ新採には、なにかと支援者がつくが、2年目からは「もう一人前ね」という感じになっていることも多い。また、公立学校では学校が違えば、行事や事務も組織文化もかなり違うので、2校目、3校目で戸惑う人、人間関係で悩む人なども多いだろう。
とりわけ昨今は、採用の年齢制限を撤廃する自治体も増えていて、新採の年齢層も多様化しつつある。経験年数の浅い人を「若手」とひとくくりにはしにくいが、ここではそう呼ぶことにしたい。
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【教員の離職率は低いが休職に追い込まれている?】
