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あの快活CLUBがジム参入も「最初は苦戦」…V字回復の裏で担当者が"全国筋トレ巡り"して掴んだ答え

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快活CLUB、FiT24の看板
快活CLUBとフィットネスジム。一見、相いれない2つの業態だが……(写真:筆者撮影)
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また、FiT24というブランドが目指す方向性も定まっていなかったそうだ。そこで、“「なりたい自分へナビゲート」 RECOVERY & BODYMAKE GYM”というコンセプトを新たに打ち出した。

「会員様には『痩せたい』『健康維持をしたい』『筋肉をつけたい』といろいろなニーズがあると思うんですよね。一人ひとりをナビゲートするような店舗を目指しました」

店内には日本一快適なジムを目指すことを宣言したポスターもある(写真:筆者撮影)

月2980円…FiT24が仕掛けた“若年層囲い込み”

もちろんゾーニングの徹底や清潔感の管理だけでは他社への優位性は打ち出せない。では、どのようなことに取り組んだのだろうか。

ひとつは新たな料金プランの導入だ。

FiT24には「U22プラン」と「高校生プラン」というプランがある。正規会員の月会費は6980円(税別)だが、U22プランは4980円(税別)。2024年より一部の店舗で導入していたが、2025年7月より全国店舗へ拡大。22歳以下の会員は4300人だったが、4カ月後には2倍以上の1万人へ増加している。

高校生プランは2980円(税別)だ。家族プランでの割引や無料を導入している24時間ジムはあるが、高校生だけで割引となるプランは少ない。FiT24には家族会員のプランもあり、以前は18歳未満単独での入会は受け付けていなかった。

なぜ高校生用のプランを作ったのだろうか。

「身体を鍛えたい高校生の子どもから『ジムに入りたいから一緒に入ってよ』と言われたら、断る親もいらっしゃると思うんですよね。でも、その方々をサポートするプランはほとんどありません。今後、フィットネス市場は成長を続けていきます。『若いうちからFiT24に親しんでいただいたほうがいいよね。それにはライフステージに合わせたプランもあったほうがいいはず』と考えました」

(画像:株式会社快活フロンティア)

もう一つは新たなマシンの導入だ。

2025年に赤色のシートが特徴的な「PANATA(パナッタ)」というイタリア製のマシンを導入し、全国40店舗へ拡大している。この施策は会員の継続率を上げることが目的だ。

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【機能性とデザイン性を両立】

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