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チョコザップ再始動をRIZAPグループ・瀬戸社長が宣言/「伸ばしたくても伸ばせない逆回転の時期は終わった」

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RIZAPグループの瀬戸健社長(撮影:谷川真紀子)

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低価格ジムの火付け役となった、RIZAPグループが運営する「chocoZAP(チョコザップ)」。2022年7月の事業開始から直営で約1900店を展開し、無人ジム市場の大手へと駆け上がった。直近の1年半は急拡大によって生まれたひずみに直面し対応に追われたが、再起のメドをつけつつある。出店数も25年度の118店から、26年度は過去ピーク時の900店近くを目指す。瀬戸健社長にこの1年半の総括と今後について聞いた。

――3月に「チョコザップ『第2章』始動」と掲げました。第2章と銘打ったのはなぜですか。

リスタートといえるからだ。直近の1年半は事業を前へ進める以前に、いったん立ち止まって顧客に喜んでもらえる店舗環境にしなければならない状況だった。無人店舗を24時間ちゃんと機能させるというインフラレベルのところで四苦八苦していた。そこがようやく回り始め、女性専用店舗などプラスアルファの価値を提供できる施策を始められる状態になった。

チョコザップは、服装自由や靴の履き替えが不要など従来のフィットネスジムにはなかったコンセプトを打ち出した。だが、普段着から出る繊維くずの量はスポーツウェアよりも多い。靴底が削れて出るちりの量も一般的なジムより多かった。トレーニングマシンのメーカーも普段着やビジネスシューズでの使用は想定しておらず、マシンの故障や不具合の原因になった。そのためマシンを自社開発するなどの対策に力を入れた。

併設するランドリーなどで、故障機器の入れ替えがスムーズにできていないといった問題はまだ残っている。だがネット上の口コミを見ても、「故障」や「店舗が汚い」といった不満の声は確実に減っている。

金融機関の目線も厳しかった

瀬戸 健(せと・たけし)/1978年生まれ。明治大学中退後の2003年に健康コーポレーション(現RIZAPグループ)を創業。豆乳クッキーの通信販売がブレークし06年に株式上場。12年開始の「RIZAP」もヒットさせた(撮影:谷川真紀子)

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