人手不足が深刻化する中、即戦力として期待されるのが中途採用だ。今回は、『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2026年版の掲載データを使い、25年4月新卒入社者(一部、通年採用や第2新卒等を含む)と、24年度の中途採用者数の合計に対して、中途採用者が占める割合を「中途採用占有率」として算出した。
このうち採用人数が新卒・中途合計10人以上かつ中途採用占有率が50%超、平均勤続年数が15年以上の企業を中途採用占有率が高い順にランキングした。なお、中途採用者数には、非正規社員から正社員への登用を含む場合がある。『CSR企業総覧(ランキング&集計編)』26年版には中途採用占有率上位200社まで掲載しているので、参考にしていただきたい。
1位は中途採用占有率100%の理経
1位の理経は中途採用占有率が100%(中途採用人数15人、以下同)。IT機器を輸入販売する技術商社。新卒・中途にかかわらず、能力のある人材の管理職登用などを掲げる。取り組み内容に他社と比べて目立つ特徴はないが、ここ数年、新卒採用人数を抑えた結果を反映している。
2位のバルカーは中途採用占有率が96.3%(中途採用人数26人)。配管の液・気体漏れを防ぐシール材の老舗メーカーで、工業用パッキンでは国内首位。中途採用に積極的な会社だ。海外留学制度や昇格試験で二段上の等級を受験可能とし、より上位の職務にチャレンジできる飛び級受験制度を導入している。
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【平均勤続年数・平均年収上位は?】

