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ソフトバンクが既存プラン一律値上げ、KDDI批判の「優先接続」を自ら導入、衛星通信・高速接続を束ねた"追随戦略"に

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ソフトバンクの寺尾洋幸専務
ソフトバンクの寺尾洋幸専務が料金改定について説明した(写真:筆者撮影)
  • 石井 徹 モバイル・ITライター

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1年前に批判した手法を、自ら採用した。ソフトバンクは4月10日、携帯電話料金を月額330〜550円(税込)引き上げると発表した。既存の契約者にもプラン変更なしで適用される。サブブランドのワイモバイルも220〜330円の値上げだ。

値上げと同時に投入したのは、衛星通信「SoftBank Starlink Direct」、混雑時の優先接続「Fast Access」、追加料金なしの「海外データ放題」の3つ。この組み合わせは、KDDIが2025年5月に「auバリューリンクプラン」で打ち出した構成とほぼ重なる。寺尾洋幸専務も「一部はキャッチアップに見えると思いますし、キャッチアップです」と率直に認めた。

新サービス・新料金プラン・料金改定の全体像を示すスライドが映し出された(写真:筆者撮影)
【写真を見る】ソフトバンクが既存プラン一律値上げ、KDDI批判の「優先接続」を自ら導入、衛星通信・高速接続を束ねた"追随戦略"に(6枚)

KDDI批判から一転…同様の優先接続サービスを導入

なかでも転換が際立つのがFast Accessだ。混雑時に上位プランの契約者へ優先的に通信リソースを割り当てる仕組みで、KDDIの「au 5G Fast Lane」と同じ技術を使う。しかし宮川潤一社長は1年前の25年5月の決算会見で「優先接続ができると言いながら、他のお客さんが犠牲になるようなものをつけた形での値上げは、お互いにWinじゃないんじゃないか」とKDDIを批判していた。

この点を問われると寺尾専務は「余裕があるエリアでは速度が出るが、厳しいところでは一般ユーザーに差が出ないよう設計している」と説明した。

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【1年で方針を転換した理由】

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