東洋経済オンラインとは
ライフ

WBC放映権150億円の3分の1以下なのに、ゴルフメジャー大会「マスターズ」が"最強ブランド"であり続ける理由

8分で読める

INDEX

賑わいを見せるマスターズの会場(写真:筆者撮影)
【写真を見る】WBC放映権150億円の3分の1以下なのに、ゴルフメジャー大会「マスターズ」が"最強ブランド"であり続ける理由(8枚)

4月。ゴルフの聖地、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(アメリカ・ジョージア州)に足を踏み入れると、4大メジャー大会の1つであるマスターズは、単なるゴルフトーナメントではなく、1つの”巨大な経済システム“であることがわかる。

世界中からトッププレーヤーとパトロン(後援者)が集まり、街全体が特別な空気に包まれる。その1週間は宿泊や交通、飲食、小売りに至るまで、地域経済を一斉に動かす。

優勝賞金は7億円

まず、地元オーガスタでは、住宅の短期貸し出し価格が通常の数倍に跳ね上がり、飲食店や交通関連サービスもフル稼働する。

2026年大会の賞金総額は2250万ドル(約36億円)、優勝賞金は450万ドル(約7億円)。現在の男子プロゴルフ界では最高水準だが、この数字だけではほかのメジャー大会と遜色はない。

むしろこの大会の本質は「金額」ではなく、史上4人目の連覇を成し遂げた優勝者のローリー・マキロイが手にする「価値」にあるといってもいいだろう。

連覇を成し遂げたローリー・マキロイ(写真:大会提供)

次ページが続きます:
【お金には代えられない報酬】

2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象