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WBC放映権150億円の3分の1以下なのに、ゴルフメジャー大会「マスターズ」が"最強ブランド"であり続ける理由

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練習ラウンド中の松山英樹と片岡尚之(写真:筆者撮影)

ほかにも、2026年は出場枠が拡大され、ナショナルオープン優勝者も招待された。日本をはじめ、スコットランド、スペイン、香港、オーストラリア、南アフリカの各国オープン大会優勝者が対象で、この枠により片岡尚之も初出場を果たした。

こうした取り組みについて、4月8日の会見でオーガスタナショナルGC、マスターズ委員会のフレッド・S・リドリー会長は次のように語っている。

「次の世代にゴルフの価値を伝え、このゲームをより多くの人に開いていくことが私たちの重要な役割だ。若い人たちがゴルフに触れる機会を増やし、誰もが関われる環境を整えていくことが大切だ」

単なるゴルフ競技ではないものを

オーガスタ市と連携し、4月15日にリニューアルオープンする「The Patch」(市営ゴルフ場)は、初心者や地域住民にも開かれた施設へと再生した。オーガスタという街そのものをブランド化し、マスターズは1週間の大会から「365日のブランド体験」へと広がりつつある。

マスターズは賞金、グッズ、チケット、放映、スポンサー、地域、次世代……、すべてが統合され、「憧れを再生産する仕組み」として機能している。単なるゴルフ競技ではない。だからこそ、最も勝ちたい大会であり、最も価値が上がり続けるブランドであり続ける。

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