右派は社会の現状もしくは過去のある時点をよいものとする、いわば「過去志向」であり、左派は理想の社会がまだ完成していないとする「未来志向」だとローティは言っています。「維持─変革」の延長線上で理解しやすいのではないでしょうか。
一方、政治学者のノルベルト・ボッビオは少し違った切り口でとらえています。以下はよく引用される有名な定義です。
つまり、平等を重視するかどうかで左右を区別できるということです。彼の定義にもとづけば、右派は経済的にせよ文化的にせよ不平等はしかたのないこと、自然な秩序の表れであると認識していると理解されます。文化的な不平等というのは、たとえば男女間、人種間に生じている差別などをイメージするとわかりやすいでしょう。
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