病院や整形外科は基本的に科学的な治療を提供していますが、それが慢性痛には必ずしも適しているわけではありません。マッサージや整体は科学的証明が少なく、非科学的とされがちです。実際に免許もなく勉強もせずに、施術している人もいます。
ただし、非科学的なものでも効果を感じる人はいます。痛みを感じる仕組み自体が脳に関係しているため、「考え方」や「受け止め方」を変えるだけで、症状が軽くなるケースもあります。
「自分の現在地」を知ることが、改善の一番の近道
お伝えしたいことは、今改善できていない現状を「あたりまえ」とは思わないでほしい、ということです。まずは、「自分の現在地」を知ることが大事です。
「3カ月」という期間を指標にしてみてください。痛みが出てから3カ月未満か? 3カ月以上か? それであなたの現在地を理解し、正しい治療を進めることが改善の一番の近道かもしれません。
【参考文献】
※1:Mao Q, et al. Research hotspots and frontiers in non-speci c low back pain. Frontiers in Neurology, 2024.
※2:日本整形外科学会・日本腰痛学会 編. 腰痛診療ガイドライン2019 改訂第2版.金原出版,2019.
※3:慢性の痛み政策研究事業 研究班(厚生労働省委託).慢性疼痛診療ガイドライン2021.厚生労働省,2021.
※4:矢吹省司.慢性疼痛の治療戦略.日本リハビリテーション医学会雑誌,2021.

