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ビジネス #すごい中堅企業100 2026年版

サンリオの快進撃を支える緻密なライセンス戦略/「投げ売り」脱却でブランド価値向上、ロイヤルティー収入は5年で6倍に

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ハロー・キティの看板
2025年3月期、サンリオは営業利益500億円の目標を10年前倒しで達成した(撮影:今井康一)

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「中堅企業」カテゴリーの創設から約1年半が経過し、政府の支援策も本格的に動き出した。AIの進化や人手不足、インフレといった構造変化の中で、中堅企業は成長の牽引役として存在感を高めている。本特集では注目企業の戦略や競争力の源泉を徹底解説。ランキングなどを通じて、その実像と可能性に迫る。

サンリオ|上場(東京都品川区)

[設 立]1960年
[代表者]辻 朋邦
[売上高]1449億円(2025年3月期)
[従業員]797人(単体)

ハローキティ、ポムポムプリン、シナモロール、マイメロディ、クロミ――。450超のキャラクターを抱える老舗IP(知的財産)企業、サンリオの快進撃が止まらない。

サンリオは、2015年3月期から7期連続減収減益、コロナ禍で店舗やテーマパークの休業を余儀なくされた21年3月期には営業赤字に転落するなどもがいていた。

だが、22年3月期に反転するとV字回復を成し遂げ、25年3月期には営業利益500億円、時価総額1兆円の目標を10年前倒しで達成。26年3月期の営業利益予想は、3度の上方修正を経て751億円(前期比45%増)となっており、驚異的な成長が続いている。

背景にあるのは、キャラクターのブランド力向上によるライセンス事業の拡大だ。

2010年代前半は投げ売り状態に

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