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松本大氏がマネックスからの転身で始めた「やりたいこと」とは?――読解力低下が叫ばれる現代に問う"ルビ"の価値

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松本氏がマネックスのトップを退いて始めたこととは?(写真はいずれも本人提供)
  • 松本 大 マネックスグループ会長、ルビ財団ファウンダー・評議委員
  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO

INDEX

「近視になってもメガネをかければいい」と思っている人は少なくないが、実は近視は将来的に失明につながる眼疾患の発症リスクを高める、危険な疾患なのである。しかし、身近に眼疾患の経験者がいなければ、その実感が湧かない人がほとんどではないだろうか。『近視は病気です』の著者であり、近視の予防を呼びかける眼科医である窪田良氏の対談企画。
今回はマネックスグループの設立者であり、実業家として知られる松本大さんを招いてお話を聞く。対談では、数多くの取材を受けてきた松本さんが「ほかでは話したことがない、今回が初めて」というエピソードも飛び出した。第1回は幼少期の思い出や、現在注力する「ルビ財団」の取り組みについて語ってもらう。

金融からの大きな方向転換の裏にあった決意

『近視は病気です』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

窪田:初めてルビ財団の存在を知ったとき、代表はマツモトさんだと聞いてよく見たら、「えっ、あの有名な松本大さんだ!」と驚いてしまいました。

2023年にマネックス証券のトップを退いて、今はルビの普及活動に注力されているというのは、なかなか大きな方向転換にも見えます。

松本:会社のほうは、まず4年ほど前に、もう一人別の方と共同CEOを務める体制を作りました。その後1年半ほど経ったところで、完全に彼女にCEOの任務を任せることにしました。

とはいえ、私は現在も会長としてビジネスに携わっていますし、仕事自体もそんなに大きく減ったわけではないのですが……おっしゃるとおり、そこが転換期でもありました。この先は、しっかり自分のやりたいこともやっていかなきゃなと思ったのです。

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【本だらけの家で育った】

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