秀吉が外交に使ったのは「母と妹」だけではなかった
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、若き日の豊臣秀吉と弟の豊臣秀長が、織田信長のもとで、様々な「ムチャ振り」に応えながら、頭角を現していくプロセスが描かれている。
豊臣家のだんらんをみるに、この頃が実は一番幸せだったのではないか、という気がしてならない。
秀長にとって姉にあたる「とも」は夫の弥助との間に万丸(よろずまる)を生み、また、妹にあたる朝日は武士の夫と平穏な日々を過ごしている。
母の「なか」としても、子どもたちの成長を目の当たりにしながら、秀吉と秀長の出世にともなって、暮らしが豊かになっていくのを実感したことだろう。
ここから秀吉と秀長はさらなる栄達を遂げ、豊臣家の暮らしぶりはますます良くなっていくわけだが、それにともなう痛みも生じ始める。秀吉が親族を外交の手段としてフル活用したからだ。



















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