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「努力も才能のうち」は本当か? 脳医学者が語る、子どもが"自走"し始める前に親ができること

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  • 瀧 靖之 東北大学加齢医学研究所教授、医師、医学博士

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夢中を開花させるのに一番大事なのは、親も一緒に楽しむことです(写真:polkadot/PIXTA)
16万人の脳画像を見てきた脳医学の権威であり、東北大学教授の瀧靖之氏は、「努力」は生まれつきの才能ではなく、脳の報酬系という仕組みによって後天的に育まれるものだと説きます。本稿では、瀧氏の最新刊『夢中になれる子の脳』より一部抜粋のうえ、子どもが自ら努力し始める「はまる」メカニズムについて解説します。

努力できるのは「才能」ではない

「努力できる人って、結局は『努力する才能があったから』じゃないかと思ってしまうのですが、生まれたときに決まっていたりしませんか?」

そんなふうに思われる親御さんもいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。何事も「好き」から転じて、「夢中」になり、自然と努力をするようになるのです。

文字通り、自分の意識すら飛び越えて、何かにのめり込んでいる状態。この状態は言い換えると、「とても集中力が高い状態」とも言えます。そんな夢中になれる状態を、子どもが身につけてくれたら。もしその状態を、勉強や習い事に向けてくれたら……。親としては、これほど安心感のあることはないかもしれませんね。

では、子どもが夢中になるにはどうしたらいいのか? 大事なことが1つあります。それは、子どもたちも「好きなこと」ならば平気で続けることができるということ。実は、この「好き」を見つけてあげることが私たち大人の大事な仕事になります。

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