「子どもが次々消えている?」 年間1000人超が行方不明で、警戒する声が急増…子が助かるために《今すぐやるべきこと》

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そうすれば、危険人物が子どもを狙っている場所には近づかなくなるし、近所の優しそうなお兄さんやお姉さんであっても、「危なそうな場所」に連れて行かれそうになったら逃げる、という判断ができる。

次にお願いしたいのが、「子どもと一緒に通学路を実際に歩くこと」だ。

地図を眺めるだけでは気づかない「死角」が、実際に歩くと見えてくる。確認してほしいポイントはこうだ。

「防犯ブザーを鳴らしても、どの家からも見えない場所はどこか」

「人目が途切れる場所はどこか」

そうした死角を発見したら、「ここで何かあったら、あの角まで走ってから声を出そう」「あの大通りに出れば人がいる」といった具体的な行動計画を、子どもと話し合いながら決めておく。

また、住宅街を歩くときは漫然と通り過ぎるのではなく、「今、あの家は庭で洗濯物を取り込んでいる。在宅しているはずだ」「あの角に『子ども110番』のステッカーが貼ってある」「あの店はいつも何時頃まで開いている」といったことを観察しながら歩く習慣をつけてほしい。

何かあったときに助けを求める場所を、普段から把握しておくことが、いざというときに生きてくる。

有効な「防犯ブザー」の条件

周囲を観察し、警戒しなくてはいけないのは、エレベーターに乗る際もそうだ。

25年8月、神戸市のオートロックマンションで住人の女性が殺害される事件があった。

鍵を開けた他の住人とともに入ってくる「共連れ」で加害者はオートロックを突破し、被害者とエレベーターで2人きりになった状況で犯行に及んだ。そしてその時刻は午後7時半前と、決して遅い時間ではなかった。

オートロック=安全ではない。「共連れ」で侵入されるリスクは常にある。

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