バスタ八重洲が拡張! Aエリア開業で利便性は? 第2期工事完了による拡張で東京最大級のターミナルに近づいた

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東京駅は、長らく皇居を正面に見る丸の内側が表玄関であり、東京中央郵便局(現在は、一部が商業施設KITTEとして再生)、丸ビル、旧国鉄本社(現・丸の内オアゾ)、日本工業倶楽部など、著名な施設が立ち並び、首都の顔となっていた。

しかし近年、八重洲側に再開発ビルが立ち並び、百貨店の大丸や充実した地下街が広がったことで、むしろこちらの方がにぎやかに思える。

地下のバスターミナルへの誘導標識(筆者撮影)

その八重洲で、鉄道の駅や空港とも少し違う独特の雰囲気を持つ高速バスターミナルが、これからどのように進化していくのか。

新たに誕生したAエリアに多くの高速バスの発着が移ってくるのかどうかも含め、八重洲の発展にはしばらく注目が集まりそうだ。

アクセスのお役立ち情報を補足

なお、この日の2時間あまりの訪問の間、八重洲周辺を歩いている人の半分ほどが、訪日観光客であった。

「八重洲」の語源となったとされるオランダ人の商人、ヤン・ヨーステンがこのあたりに徳川家康から屋敷を賜り、1623年に没してから400年を経て、 多くのインバウンドが行き交う町になった八重洲を、八重洲地下街に記念像が設置されている彼もおそらく驚きのまなざしで見つめていることだろう。

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なお、Bエリアとなった既設のバスタ八重洲からは、東京メトロ銀座線の京橋駅までは歩いて5分程度であり、丸の内側にある東京メトロ丸の内線の東京駅よりもかなり近い。

行き先が銀座や虎ノ門、赤坂、浅草などであれば、常に混雑している東京駅に比して京橋駅の利用も便利であることを付け加えておこう。

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佐滝 剛弘 みらい観光文化リサーチベース代表 元・城西国際大学教授

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さたき よしひろ / Yoshihiro Sataki

1960年愛知県生まれ。東京大学教養学部教養学科(人文地理)卒業。NHK勤務を経て、高崎経済大学特任教授、京都光華女子大学教授、城西国際大学教授を歴任し、現職。『旅する前の「世界遺産」』(文春新書)、『郵便局を訪ねて1万局』(光文社新書)、『日本のシルクロード――富岡製糸場と絹産業遺産群』(中公新書ラクレ)、『高速道路ファン手帳』(中公新書ラクレ)、『観光公害』(祥伝社新書)、『観光消滅』(中公新書ラクレ)など。

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