既設のBエリアで最も遠い行き先は、20時30分発「オリオンバス」の「小倉・博多行き」で、終着のバスステーション博多の到着予定時刻は、翌11時40分。15時間を超える長距離便だ。
また、バスタ八重洲では23年秋からは路線バスだけでなく、ツアーバスや貸切バスの発着も始まっており、1月のある日に訪れた時には、HISのツアーバスが4本立て続けに出発する盛況ぶりであった。
現在、東京駅周辺では、八重洲側の駅舎を出てすぐの場所にJR高速バス乗り場がある。ただし、JR以外の民間バス会社の運行も多く、主な行先は鹿島神宮、つくば、水戸など、茨城方面が目立つ。
このバス乗り場は、東京駅1階の八重洲側改札口を出てすぐの地上にあるので、場所はわかりやすい。
もうひとつ、東京駅よりも南、京葉線の東京駅地下ホームが入る鍛冶橋(かじばし)通りの先の鍛冶橋駐車場が、夜行バスやツアーバスの発着に使われているが、昼間は開店休業状態でバスは1台も停まっていなかった。
なお、第3期のCエリアが入る予定の「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」は、2024年に着工、2028年度の完成予定で、Bエリアと隣接する形で運用されるようである。
玄関口としての東京・八重洲
筆者は、既設のBエリアから朝出発する、バスタ八重洲で唯一のスクールバス(城西国際大学行き、西岬観光の運行)をときどき通勤に利用していたため、午前7時前後のバスタ八重洲の様子を幾度となく見てきた。
各地方から夜通し走行してきたバスが次々と到着し、大きな荷物を持った乗客が続々と降りてくる様子や、「草津温泉行き」のバスに若いカップルやグループが笑顔で乗り込んでいく様子を傍目で見ながら、大学までの所要時間90分のバスに乗り込むのは、ちょっとしたミニ旅行気分であった。



















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