理解不足でいじめも「食物アレルギー」増える実態――「食べられないは、わがままじゃない」小学校の出前授業を取材

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

授業を受けた5年生の児童からは、こんな声が聞かれた。

「好き嫌いじゃなくて、食べられない人がいるんだとわかった」

知識を学ぶだけでなく、周囲への配慮や理解について考えるきっかけにもなったようだ。

また、別の5年生の児童からは「アレルギー品目を選ぶのがちょっと難しかった。よく食べる物に何が入っているのか知らないことが多いんだと思った」という声も。6年生の児童は、「今まであまり見ていなかったけど、今度からはどんなものが入っているのか、パッケージの裏面(の原材料表示)を見ようと思う」と、知識を“自分ごと”にする意識もみられた。

給食も食物アレルギーに配慮

当日の給食は、特定原材料8品目(えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生、くるみ)を使用しない調味料や、小麦粉不使用のビーフンなどを使った献立が提供された。

授業で学んだ内容と日常の食事を結びつけることで、理解をより深めるねらいがある。

出前授業で提供された、食物アレルギー配慮商品を使用した給食(写真:筆者撮影)
「プロジェクトA」参画企業各社のアレルギー配慮商品(写真:筆者撮影)
次ページ増えている原因食品とは?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事