日本よりロスが深刻!?「戦隊ヒーロー休止」に地球の裏側で起こった反響…ブラジル人ファンが語る"彼らへの愛"

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ヒベイロさんは、スーパー戦隊休止を十分理解できると言う。

「“5人のカラフルな戦隊”というパターンがマンネリ化し、視聴率と関連グッズの売り上げは下がる一方だったと聞いています。かつてのように地上波放送され、おもちゃが広く流通し、新たな特撮ヒーローブームが起きればと、ぼくも含めてファンは願っているのですが……」

2023年の訪日時にシアターGロッソの戦隊ヒーローポスターをバックに自撮りしたヒベイロさん(写真:ヒペイロさん提供)

カラフルな戦士たちの足跡

日系移民118年の歴史があるブラジルは、日本から最も離れた国の1つでありながら、親日度が極めて高い。

それは主に移民の先人たちが築いた信頼によるものだが、1980年代後半からの特撮ヒーロー番組の放送は、当時のブラジルの子どもらの認識において、日本や日本人を“かっこいい存在”へと高めた。

子ども時代に地上波放送で特撮ヒーローに憧れた人たちも、いまや働き盛りのミドルエイジとなった。スーパー戦隊についての思いを熱く語ってくれた3人は、いずれも特撮ヒーロー聖地巡礼で日本を訪れた経験があり、異口同音に貯金できたら再び訪れるつもりだと言う。

色鮮やかな戦士たちは去ってしまったが、ノスタルジーと憧れを胸に、その足跡を追い続けていきそうだ。

1990年にサンパウロ市内で行われ子どもたちを魅了したジャスピオンとチェンジマンのヒーローショー(写真:筆者複写)
仁尾 帯刀 ブラジル・サンパウロ市在住フォトグラファー

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にお たてわき / Tatewaki Nio

ブラジル在住25年。写真作品の発表を主な活動としながら、日本メディアの撮影・執筆を行う。主な掲載媒体は「Pen」(CCCメディアハウス)、「美術手帖」(美術出版社)、「JCB The Premium」(JTBパブリッシング)など。世界100ヵ国以上の現地在住日本人ライターの組織「海外書き人クラブ」会員。

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