「けしからん!」「私語や居眠りと同じだ」… 昭和上司が激怒した《Z世代社員》の"会議中の行動"

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すれ違いを防ぐために必要なのは「ルール」ではなく対話です。

「会議中のスマホ禁止」というルールを作れば、誤解は減るかもしれません。しかし、それはZ世代の効率的な働き方を奪う可能性もあるわけです。逆に「スマホOK」とだけ言えば、昭和世代は不安を覚えるのではないでしょうか。

必要なのは、どのようにスマホを使うのかを共有することです。例えば、メモや資料確認のための使用はOK。SNSや私用連絡はNGなどです。

同じようなことが、1on1などの面談等でも起こります。

その際に、若手も冒頭に「スマホでメモを取ります」と一言添えることも必要です。また、ずっと目線をスマホに向けたままでは誤解も生じます。コミュニケーションの基本として対面での所作も社会人として学んでいくことが必要になります。

「怠けの象徴」ではなく「働き方の進化」

スマホは「怠けの象徴」ではなく「働き方の進化」と捉えましょう。昭和世代が新人だった頃、紙の手帳やメモ帳は欠かせなかったと思います。それと同じように、Z世代にとってスマホは欠かせないのです。

もちろん、スマホの使い方には節度が求められます。性善説に基づいても個々の感覚は違いますので、具体的な線引きを明示することが大切です。

世代を超えて協働するために、重要なのは、互いの価値観を理解し、歩み寄る姿勢です。

昭和世代は「スマホ=私用」という固定観念を少し緩め、Z世代は「スマホで何をしているのか」を一言添える、チーム全体でスマホの使い方の共通認識を探っていく、これだけで、職場の空気は驚くほど変わります。

世代を超えて理解し合う姿勢を持つことで、職場はもっと柔軟で、もっと強いチームへと進化していきます。

大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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おおの もえこ / Moeko Ohno

公認心理師、産業カウンセラー、2級キャリアコンサルティング技能士。企業内カウンセラーとしての長年の現場経験を生かした、人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメントなどの分野を得意とする。内閣府などの官公庁をはじめ、大手企業等で6万人以上に講演・研修を行い、机上の空論ではない「生きたメンタルヘルス・ハラスメント対策」を提供している。一般向けにメンタルアップマネージャ®資格講座を実施。著書に51万部を突破した『よけいなひと言を好かれるセリフに変える言いかえ図鑑』(サンマーク出版)がある。

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