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勢力均衡が戦争を回避する 日本の防衛強化は時代の必然/『危機の三十年』著者・細谷雄一氏に聞く

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──歴史の視点から、ウクライナ戦争はどのような戦争ですか。

第1に、冷戦後秩序を根幹から破壊した戦争だといえる。冷戦終結後、人々は平和の到来というユートピアに心を躍らせた。世界は統合され、民主主義や法の支配、人権などの価値観が世界に浸透・拡大していくのだと。そうした「ユートピアニズム」が幕を閉じ、リアリズムの時代に突入することを知らせたのがウクライナ戦争だ。

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