予備校のパンフレット、大学受験雑誌を読み漁った
──私も1980年代半ばに浪人生活を送った口です。通っていた中堅予備校が本書に登場し、うれしくなりました。
同じような感想を多数いただいており、誠に光栄だ。在籍していた予備校が紹介されていない、教わった先生が取り上げられていないという“抗議”も含め、往時を懐かしむ読者が多い。
──予備校業界全体の歴史を描く類書はなかったように思います。
高校や大学と違い、一過性の教育機関であるとの認識が当の予備校に強く、予備校史があまり存在しないことが大きい。教育学者による先行研究も少ない。唯一頼りになる予備校のパンフレットも保存が徹底せず散逸していたが、それらのパンフレットを渉猟し、大学受験雑誌を100年分読みあさり、掲載された広告を調べ、関係者にも取材して書いたのが本書だ。
2015年から始まった、塾と予備校の専門誌『月刊私塾界』(私塾界)の130回以上にわたる連載「塾と予備校の歴史」が基になっている。





















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