イオンに出店「コナズ珈琲」新ブランドが突く「スタバ満員」時代の急所、高品質の"タイパカフェ"は新定番になれるか
なぜなら最近のカフェは混雑しており、くつろげないことも多い。特に都心や土日で顕著で、「ちょっと休憩でも」とカフェに入ったとて、席を確保するのに一苦労だ。運よく席を見つけても、ぎゅうぎゅうに席を詰めた中では心も身体も休まらない。たとえ価格が安くても、それ以上の徒労感に辟易してしまう人も多いのではないか。
かといって、フルサービスのカフェチェーンに入るのはちょっと大げさだと思うシーンもある。忙しい現代人のニーズとして、次の予定の合間の時間調整や、サクッと休憩したいシーンも多い。着席してからスタッフを呼んで注文を伝え、席まで商品が運ばれてくる。フルサービスは楽でよいが、その分、時間がかかる。
この「カフェでの席の奪い合い」が起きている状況に課題を感じたところがKNOWS COFFEEの出発点だ。短時間でも「いい時間」を過ごしたい。KNOWS COFFEEは短時間・ハイクオリティのタイパ重視スタイルを打ち出している。気軽に使えるけど上質なものが楽しめる。決して「安かろう悪かろう」ではなく、満足度の高い時間が凝縮されているのだ。
2010年代サードウェーブで生まれた“タイパ重視”カフェ
これだけ聞くと「短時間しか滞在しないのに、高い代金を払うのも……」と思う人もいるかもしれないが、意外とそういうニーズは増えているのかもしれない。
実際にKNOWS COFFEE以外にも、こうしたスタイルのカフェチェーンはじわじわと増えている。例えば「猿田彦珈琲」や「ブルーボトルコーヒー」などが挙げられる。
猿田彦珈琲は2011年6月、恵比寿駅前の小さな店からスタート。その後、三菱商事と資本提携を行って展開を加速し、現在は30店舗を展開する。コーヒーは自家焙煎、スペシャルティコーヒーの専門店として上質なものを提供していながらもマニアックさはなく、店舗に行くと、幅広い客層がおのおのの時間を過ごしている。
次いで、「コーヒーのサードウェーブ」でおなじみのブルーボトルコーヒー。アメリカ・カルフォルニア発の世界的コーヒーショップで、日本には2015年2月、清澄白河に上陸した。現在は都心を中心にこちらも30店舗を展開。上陸当初は「意識高い系カフェ」とも言われていたが、最近では店舗も増え、より多くの人に親しまれ始めているように感じる。





















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