窪田:今後のビジネスの目標は。
逢澤:これはまだまだ遠い目標なのですが、実現できるよう、言霊としてお話ししておきますね(笑)。書籍出版を決めたときにも感じたのですが、やっぱり育児においてはオフラインでの活動もとても重要です。いつかは私たちで主導して、地域の方が子どもを連れて集まれる公園や、安心して遊べる施設を持ちたいと考えています。
より自由に遊べる場所を求める声が増えている
窪田:どんな施設にするかなど、具体的なイメージはもうお持ちなのですか?
逢澤:子育て世帯にはどういう場所が人気があるのか、あるいはどういう施設がバズるのか。私たちはすでに、こうした知見を豊富に持っています。簡単な例を挙げると、公園のすべり台の前のベンチ設置数が多いほど、パパママの満足度が上がるというデータがあります。遊具のまわりに座れる場所があれば、遊ぶ子どもを親がリラックスして見守ることができるからです。これらのちょっとしたことで、その公園全体の評価が変わってくるのです。
ほかにも、近くに自販機があったりカフェがあったりすることも重要です。ひと息つきながら子どもを見守りたいとか、一緒に遊びながら水分補給したいなどというニーズがあるからです。
窪田:確かに、オープンカフェが併設されている公園は人気がありますね。知見があるからこそ、実現すべきもののイメージも明確になるのですね。
逢澤:日本の公園は遊具が固定されていて、遊び方も限定的になってしまうところが多いのです。でも、近年ではもっと自由に遊べる場所を求める声も増えています。子どもの非認知能力や想像力を伸ばしたり、体の動かし方を学んだりすることの重要性も注目されているからだと思います。あまり親が干渉しすぎず、子どもがのびのびと遊べる環境で、安全性や清潔さも担保できる。そんな場所を提供できたらと考えているのです。
窪田:逢澤さんなら、公園や公的施設の設計のコンサルティングなどもできそうです。貴重なデータやノウハウを、さらに幅広いビジネスにつなげていけるといいですね。外遊びが楽しめる場所が増えれば、子どもの近視予防にも効果があると思います。
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【子どもとのお出かけは近視予防にもなる】
