商談で場が凍る…「自分語り」が絶対NGな理由 失敗例と改善策をご紹介 「相手基準」の話し方を意識しよう

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相手が会社概要をしっかり聞きたいのであれば別ですが、引き合いのオファーを出しているのですから、事前にホームページなどで、ある程度調べているはずです。だからこそ、「相手の目的、関心事は何か」をつかんで、結論を先に伝えることが必要です。

そのときに使えるのが「目的→結論→具体例」の型です。「自社のすごさをわかってもらおう」ではなく、「相手にとって自社はどのように役立てる存在なのか」を説明しましょう。

「目的→結論→具体例」の型を使って説明した例
【目的】本日は、御社がご関心をお持ちの「検査業務の効率化」について、当社の提供している解決策と実績を説明いたします。
【結論】この検査システムにより、検査時間を従来と比べ30%削減できます。
【具体例】実際の導入事例をご紹介します。こちらは、御社と同業のA社での実績です。

関心事をヒアリングし、「結論」→「具体例」を説明

まず、プレゼンの「目的」を相手と共有します。この「目的」の設定が「成約すること」のように「自分目線」になっていると、内容も「自分目線」になってしまいます。そのためにも、「相手は何に関心があり、何を知りたいのか」を事前にヒアリングしておくことが肝心です。

「この型」を使って〇〇をわかりやすく説明してください。 どんな相手でも「納得」と「共感」を呼ぶ説明トレーニング55問
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そのうえで、「結論」を示し、その根拠となる「具体例」を説明します。この流れであれば、相手は「自分の知りたい話だ」と認識して聴く態勢になります。

相手が知りたい「結論」を先に示すことで「期待」が生まれ、「具体例」によって「納得感」が積み上がっていくのです。

プレゼンの成否を分けるのは、話の「順序」です。どれだけ内容が充実していても「順序」を誤ると、わかりにくく、相手に聴いてもらえないプレゼンになってしまいます。

「相手の理解の流れを設計すること」――それが「構成力」を磨く第一歩です。そのためには、いきなりパソコンを立ち上げて資料づくりを始めるのではなく、まずは必要な材料をまな板の上にのせて、どのような順序で並べていくのかを整理することから始めましょう。

深谷 百合子 合同会社グーウェン代表

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ふかや ゆりこ / Yuriko Fukaya

「難しい」を「易しい」に変える伝え方ナビゲーター/コミュニケーション講師/ライター/日本NLPコーチング協会認定NLPコーチ。大阪大学卒業後、ソニーグループ、シャープで技術者・管理職として工場の環境保全業務を行う。専門用語を噛み砕いて説明できることが評価され、「バックヤードの案内人」として、工場の見学者に環境対策の説明や、テレビや新聞からの取材に対応する業務を任されるようになる。2020年に独立。現在は管理職層を中心に、職場コミュニケーションの改善や現場指導力の向上を目的とした研修を行っている。

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