心のモヤモヤが消えないのは他人軸と嘘のせいかも? 意志の濁りを取り除いて意志をクリアにする「紙飛行機メソッド」
澤 それ、本に書いてありましたっけ?
平野 書いてないですね。
澤 おおー、裏話だ!
100%できているわけではない
平野 実は母親からすごいと思われたくて起業家になりたかったんだと気づいたのが、3カ月くらい前なんです。
もちろん当時は、グーグルみたいな会社を作りたいとか、たくさんの企業に使ってもらえるツールを作りたいという気持ちもありましたが、心の奥を見ると本当は……。
澤 実際、誉められましたか?
平野 誉められていないんです。母からするとむしろ、起業なんてしておかしいんじゃないかと。
澤 大変だね。
平野 そうなんです。自分軸で生きようとか、嘘のない人生をと書いているけれど、私自身が100%できているわけじゃない。
澤 まだ発展形ということですね。でも完成形だと言われてしまうと、なかなか動けないから。僕にとってのその典型例は、大前研一さん。
大前さんの本を読んで、「やってみて」と言われても、それは無理と思ってしまう。それができるのは、大前さんだからですよ、と。
私もまだまだ発展途上で、チャレンジしている最中ですとしたほうが、他の人も模倣しやすいんじゃないですか。
平野 ありがとうございます。よかったです。
澤 そうでないと、救いがない。僕は、自分にキャップをかける、上限を課してくるのが他人軸だと思います。他人軸はキャップなんだ、呪いなんだと気づけるかどうかが大事です。
平野 他人軸は思考することで気づけるのですが、自分への嘘は、自分では気づきにくいと思います。他人軸や自分への嘘のせいで意志が濁っているかどうかを判定するメソッドを、本にも書きました。
澤 紙飛行機メソッドですね。
平野 はい、私はこれをすごく気に入っているんです。ちょっとやってみましょうか?
澤 はい。
平野 目の前に紙飛行機があると想像して、その上に、「人生を通してこれをしたい」という意志を乗せて飛ばすイメージです。飛行機がどういう飛び方をするかを観察して、意志が濁っているかどうかを判定します。


















