『暮らしのおへそ』編集ディレクターが60歳を過ぎて手放した「褒められたい」の呪縛、「気にしい」が変わったきっかけ
「ひっくり返らない価値はない」と知っておく
2025年に放送された朝ドラ『あんぱん』は「決してひっくり返らない正義」を見つけるまでの、やなせたかしさんをモデルにした柳井嵩と、妻・のぶの物語でした。
のぶさんは、戦時中に小学校の教員を務め、子どもたちに「お国の役に立ちましょう」と教えました。戦争が終わったあと、「私は間違えていた」と教員を辞めます。
嵩さんは戦争に行き、何も食べるものがない中で、「飢え」のつらさを思い知り、戦って勝つヒーローではなく、お腹がすいた人に自分の顔を分け与える『アンパンマン』を描きました。
「これが正義」と信じ込むと、「それ以外」が見えなくなります。この『あんぱん』ほど大きな「逆転」ではなくても、私たちの身の回りには、信じていたことが、他人から見れば実は大したことがなかった……ということが多々あります。



















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