「1杯170円なのに美味すぎる」「技術力ヤバい」…売り切れ続出「セブンのカップうどん」カップ麺研究家が語る凄さの理由
もちろん、最新のOSをインストールしないまま、古いデスクトップでAI時代を生き抜いている猛者も存在する。しかし、セブン-イレブンと明星食品が放った最先端のガジェットは、恐ろしいほどに柔軟な互換性を見せ、幅広いモデルに深く刺さったのだ。
視点をコンビニの棚全体に移すと、その景色はさらに切実なものとなる。たとえば定番のおにぎりは、1個あたり200円前後が当たり前。それが具材にこだわったプレミアム帯ともなれば、当然といわんばかりに300円を超えることも珍しくない。昨今の社会問題として取り上げられた「令和の米騒動」の影響もあり、かつては100円が基本だった軽食の王座は静かに、そして確実に高騰の波に飲み込まれた。
即席カップめん業界も例外ではなく、麺の揚げ油に使用されるパーム油や物流費、人件費、包装資材などの高騰を理由に、今年さらなる値上げが目前に迫っている。
たとえば「カップヌードル」や「日清のどん兵衛」をはじめとするレギュラーサイズの基準を引き合いにだすと、現時点で236円(税別)の商品は248円(税別)に改定されるのだ。それでもなお、158円(税込み170円)のカップうどんは高いといえるだろうか。
健康的な一杯だったのも大きい
また今回の場合、低カロリー・低脂質・豊富な食物繊維といった機能面も注目され、カップ麺の世間的なイメージとは対極にある「健康」にコミットできたことも大きい。かつてダイエット食品が担ってきた役割を、より手軽な形で代替する「健康への免罪符」となった。
そして、この商品が持つ真の凄みは、販売価格の安さと機能性に加え、高品質なノンフライうどんと濃密な出汁、個性的な具材ととろみが織りなす、唯一無二の「美食体験」として成立している点にある。健康への配慮、たしかな美味しさ、手頃な価格を両立させた「究極のバランス」を打ち出し、消費者の心を鷲掴みにした。
またSNS上の反応を見ると、カップうどん単品だけでなく、おにぎりとのペアリングを楽しんでいる投稿も少なくない。





















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