小学館「マンガワン」問題で、被害女性が出した《1400字声明文》の凄み…「小学館を『許せない』とは言っていない」 の真意
高校、保育園、塾、職場、酒席……このところ連日、性被害にかかわるニュースが報じられ、そのたびに記事のコメント欄やSNSが荒れるなどの嫌なムードが続いています。
被害者のことを思うといたたまれない気持ちになるとともに、「加害者を許せない」「組織的な隠蔽を暴け」という怒りや懲罰感情を抱いてしまうのは仕方がないのかもしれません。
ただ当事者でない第三者の私たちは本当にそれでいいのか。このようなニュースにどう向き合っていくべきなのか。あらためてそれを考えさせられる機会がありました。
それは小学館の「マンガワン」編集部が男性漫画家の性加害を把握しながら別のペンネームで新連載の原作者として起用していた問題で、被害者が代理人の東京共同法律事務所を通じて発したメッセージ。
およそ1400文字にわたる被害者の言葉には「第三者の私たちがどのように考え、行動していけばいいのか」といういくつかの気付きが示されていたのです。
被害者なのに「他者を思いやる」人柄
以下、メッセージの全文を順にあげながら、それぞれどんな意図や学びがあるのかを考えていきます(以下、太字は編集部によるもの)。




















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