JTが「煙なしたばこ」市場に本格参戦! 映画館や電車内でも使用可能な新製品は、選択肢の1つとして定着するのか
JTとしては、オーラルたばこでの新ブランドとなるが、大手競合の英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(以下、BAT)は「VELO(ベロ)」を2020年から発売し、この分野ではひときわ存在感を放っている。
米フィリップモリス・インターナショナル(以下、PMI)も「ZYN(ジン)」を日本で25年7月から発売しており、JTの本格参入で国内たばこ市場の新たな分野でのシェア争いが始まりそうだ。
オーラルたばこの市場は、ヨーロッパを中心に急拡大している。英調査会社ユーロモニターによれば、たばこ葉を含まないオーラルたばこは世界での販売数量が19年には17億袋だったのが、24年には234億袋と、わずか5年で約13倍になっている。
場所を選ばずに使える、健康へのリスクが低減される可能性があるなどの理由で支持を集めており、今後さらに広がっていくとみられている。
黎明期の市場でトップを狙う
JTによると、国内ではオーラルたばこの利用者は約40万人。現在、紙巻きや加熱式を使用している人数などから推計される潜在ユーザーは、約600万人いるという。
JTでRRP商品企画統括部長を務める山口顕氏は「この分野は日本ではまだ黎明期。早めに市場投入し、リーディングポジションを取れるように進めていきたい」と語る。
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