中国で急速に普及するスマート運転支援技術に疑念を抱かせる事故がまたもや発生した。中国の民営自動車大手である吉利汽車(ジーリー)傘下の中高級ブランドである「領克(リンク)」車の音声操作の不具合によりヘッドライトが誤って消え、車両がガードレールに衝突する事故が起きたのだ。
事故が起きたのは2月25日夜。領克車のオーナーが運転中、音声コマンドで車内灯を消そうとしたところ、車内のシステムが誤認識し、ヘッドライトなどの外部照明を誤って消灯した。視界が悪化したためドライバーは復旧を試みたが、ヘッドライトは再点灯できず、最終的に車両は高速道路のガードレールに衝突した。幸いにも負傷者は出なかった。
不具合を修正した運転ソフトに更新
翌2月26日、領克の販売会社の副総経理(副社長に相当)である穆軍(ムー・ジュン)氏はソーシャルメディア上で公式に謝罪し、音声制御の最適化を実施したと説明した。アップデート版のソフトウェアはクラウド経由での配信が完了しており、今後は走行中にヘッドライドを消灯できるのはドライバーによる手動操作に限定されるという。
今回のような事例は領克車に限らない。ソーシャルメディア上では、その後、ほかのブランドのオーナーも同様のテストを行い、一部のブランドでは走行中であってもヘッドライトが消灯した事例が報告されている。




















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