東武東上線「一夜にしてホームドア出現」の舞台裏 「ベテラン車両」も貢献、設置は真夜中の短期決戦
前日の11月1日土曜日の昼、東武練馬から40km以上離れた森林公園の車両基地に普段とは少し様子が異なる通勤車両「10000型」(10両編成)が停められていた。ドア横に作業台が設けられ、トラックから降ろされたホームドアの筐体が次々運び込まれていく。
東武練馬駅を発着する東武東上線の列車は4ドア車の10両編成。ホームドアは40ある開口部を合わせて約200m分あることになる。
昼間に車内に運び込んでおき、深夜になるのを待って設置する駅まで列車で運搬。終電から始発までの限られた時間内で一気に据え付ける。ホームドアの設置にはよく使われる手法だ。
深夜に走る“回送列車”
11月1日23時30分頃、特別ダイヤの「回送列車」が森林公園駅に入線。郊外へ帰宅する乗客の流れとは反対に東上線を都心方面へ走っていく。
東京都に入って1駅目の成増でしばらく待機した後、池袋方面へ。東武練馬駅には日付が変わった11月2日の1時頃到着した。待ち構えていた作業員たちは、まず車体を傷付けないようドアと側面を養生。ホームドアの筐体を降ろし、所定の場所に据え付けていった。




















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