ハリウッドが日本の"リアル"に熱視線? 映画『レンタル・ファミリー』が《日本の代理家族派遣業》に注目したワケ
異色のハリウッド映画『レンタル・ファミリー』が日本で公開されて1週間が経った。
同作は、イギリスのアカデミー賞で監督賞と非英語映画部門のノミネート候補にもなっている。監督は日本人のHIKARI氏、主演はアカデミー賞受賞俳優のブレンダン・フレイザー。舞台は日本。ロケもすべて日本で行われた、珍しいハリウッド作品である。
「東京で暮らす落ちぶれた俳優フィリップは、日本での生活に居心地の良さを感じながらも、本来の自分自身を見失いかけていた。そんな中、“レンタル家族”として他人の人生の中で“仮の”役割を演じる仕事に出会い、想像もしなかった人生の一部を体験する」(公式サイトより)というあらすじだ。
公開後、SNS上では「ハリウッド作品なのにきちんと日本を描いている」といった感想も多く見られた。
なぜ、日本が舞台で、「代理家族派遣業」が題材になったのだろうか。
「日本」が注目される下地はあった
この数年、日本映画というより“日本”を題材にした作品へ、海外のプロデューサー、スタジオ、クリエイターの視線が熱くなっている。2024年のエミー賞で『SHOGUN 将軍』が18部門で受賞したことなどが記憶に新しい。
背景に何があるのか。世界中の映画事情に詳しいイギリス在住の雑誌エディター、ショービズアナリストであるウィル・ジェンキンス氏はこう解説する。





















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