【フィアット商用バン「デュカト」ベースのキャンピングカーが販売好調】トイファクトリー「ダヴィンチ6.0」フルモデルチェンジの真相

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おそらく、キャンピングカーを購入するユーザーの多くが、室内の雰囲気などに関しては、奥方など女性の意見を尊重する傾向にあるためだろう。ちなみにルッソでは、シートなどにブラウンレザーを採用していたのに対し、新型は先代と同じブラックレザーのまま。トイファクトリーの担当者は、「新型の内装は先代のベース車とルッソのいいとこ取り」と説明する。

室内レイアウトは、基本配置をほぼ変えていない。室内の中央右に対面式ソファを備えるダイネット、その後方にはトイレなどに使えるマルチルームを備える。また、左側の中央にはキッチン、後方には常設ベッドを設置する。

基本はそのまま細部をアップデート

新型ダヴィンチ6.0のキッチンスペース
新型ダヴィンチ6.0のキッチンスペース(写真:筆者撮影)

ただし、細かい箇所はアップデートを行っている。たとえば、キッチンは、先代が常設ベッドに隣接していたのに対し、新型はよりエントランス側へ移動。ダイニングにより近い配置となった。

また、クローゼットは、先代がマルチルーム後方に配置したのに対し、新型はキッチンの後方へ移動。加えて、ロングコートも入るより長いサイズに変更している。さらにエアコンは、先代が室内後方の設置だったのに対し、前方へ変更。運転席の後方上部の家具内にセットしている。

エントランスから見た室内
エントランスから見た室内。運転席上部にエアコンが配置されていることがわかる(写真:筆者撮影)

これは、先代のような後方配置だと、乗員にエアコンの風が直接あたり過ぎ、前方が冷えにくいといった問題があったためだ。キャンピングカーの場合、エアコンを前方配置にすると配管が難しくなるが、壁内側にうまくはわせるなどの工夫で対処。エアコンの冷気が室内全体にうまくまわるような仕様にしている。

さらに常設ベッドは、幅を200mm拡張。サイズは、長さ1940mm×幅1470mmで、大人2名がよりゆったりと横になれるスペースを確保する。また、ベッドマットには、新開発の高密度・高反発ウレタン製を採用。身体をしっかりと支えるたしかな反発力を持つマットが過度な沈み込みを抑え、理想的な寝姿勢を維持。旅先での快適な眠りに貢献するという。

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