「りくりゅうは恋人同士?」モヤモヤから生まれる"曖昧さ"がヒットを持続する。「ご想像にお任せします」に見る "答えを提示しない"強さ
ミラノ・コルティナオリンピックのフィギュアスケート・ペアで日本勢初の金メダルを獲得した「りくりゅう」旋風が止まらない。
Googleトレンドでは「りくりゅう」の検索数が金メダル獲得から3週間経っても高水準を維持している。X(旧Twitter)では連日新たな考察投稿が生まれ続け、YouTubeの関連動画も次々にアップされている。
りくりゅうの人気と話題が“長く続いている”理由
たしかに、三浦璃来(24)・木原龍一(33)組は、パワフルかつ華麗な演技で世界を制して金メダルをとった。だが本稿で注目したいのはそこではない。人気と話題が“長く続いている”点である。
通常、スポーツの話題はピークを過ぎれば落ち着く。だが、りくりゅうの場合は違う。SNSでは今も投稿が続き、考察が重なり、熱量が持続している。これは瞬間的な炎上でも、単発のニュースでもない。解釈が積み重なり続ける「長くバズる現象」である。
そのガソリンとなっているのが、2月25日の日本記者クラブでの会見だった。2人の関係を問われた際、最後に出た言葉はこうだった。「ご想像にお任せします(笑)」。この一言が、話題を終わらせなかった。
なぜか。情報が“完結しなかった”からである。そしてここに、「長くバズる」仕組みの核心がある。
ややお節介であることは認めつつ、本稿では、マーケティングの観点から真面目に考察してみたい。





















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