「飲みの誘い」がパワハラになる人とならない人では何が違う?新入社員を迎える上司のために、Z世代のマネジメントのコツを徹底解説
Z世代新入社員の3つの特徴
「Z世代の若手社員」と聞くと、なんとなく身構えてしまうビジネスパーソンもいるだろう。
デジタルデバイスやAIを使いこなし、何事にも労力をかけないのが当たり前。ワークライフバランスを重視し、仕事によってプライベートを犠牲にすることを嫌う。打たれ弱く、失敗したり叱られたりすると、すぐに会社を辞めてしまう。
若手社員に対して、あなたはこんなイメージを持っていないだろうか。
デジタル技術の急速な発達や、加速する少子化を背景とし、今の若手社員は上司世代の子ども時代に比べ、ずっと利便性の高い環境の中で、一人ひとりが大事にされて育ってきた。
馬車馬のように働いてきた父親や上司の背中を見てきた人にとっては、こうした若手社員は仕事への姿勢が淡白に見えてしまい、どうマネジメントしていいか悩むかもしれない。
その悩みを解決するために、まずはZ世代の若手社員の特徴を見てみよう。
Z世代の若手社員を知るヒントとなるキーワードが、自分に「最適化」されたものを享受したがる傾向、つまり「パーソナライズ化」である。
現在、就活生のエージェント利用率は増加傾向にある。就職情報サイトにアクセスして自分で興味のある企業について調べるのではなく、大学で学んだ専門分野などから、自分のスキルや性格を活かせる「最適」な企業を、エージェントに探してもらうのだ。
AIによって、自分に最適な情報やコンテンツを受け取るのが当然な若手社員は、こうして自分と企業との「ミスマッチ」を少なくしようと考えている。
ただし、「レコメンド」された企業に入ることで、「自分がその会社を選んだのだから、大変でも頑張ろう」という意識が希薄になるという懸念はある。
その結果、職場が「自分に合わない」と思ったら即、「ここで時間を使うのはもったいない」と判断して、辞めてしまうのだ。
バリバリ働いて出世し、稼いだお金で家族を養い、いい家・いい車を買う。今の上司世代の父親ぐらいにあたる昭和のサラリーマンは、そういった同じベクトルでみんなが働いていた。
今は、社会で一つの価値観を共有するのではなく、それぞれが異なった価値観を持つ「多様性」の時代だ。
若手社員には、仕事で稼ぐために人生があるのではなく、自分のやりたいことに時間を使い、そのために仕事を効率的にしたいと考える傾向がある。ビジネスのフィールドでも、いわゆる「草食系」が増えたということだ。
そんな流れを受けて、若手に寄り添うスタンスの企業が増えている。社員を叱らないし、定時に帰れる。
一見、理想的な労働環境に思えるが、こうした会社は「ゆるブラック企業」として若手には警戒されているのだ。






















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