三井住友海上プライマリー生命保険でも出向者による"スパイ活動"が発覚

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三井住友海上プライマリー生命 スパイ活動
銀行を中心に社員37人を出向させている三井住友海上プライマリー生命(写真:三井住友海上プライマリー生命保険)

三井住友海上プライマリー生命保険は2月26日、出向者が銀行などの保険代理店9社から業務資料など92件を無断で持ち出していたと発表した。

生命保険・損害保険の両業界で、出向者による内部情報の漏洩問題が相次いで発覚していることなどを踏まえて、プライマリー生命では2025年9月から調査を実施していた。

銀行など9代理店から無断で持ち出し

調査の対象期間は21年4月から24年8月まで。プライマリー生命の出向者数は25年4月時点で37人おり、そのうち9人が内部情報を無断で持ち出していた。

持ち出した情報は、他社生保分を含む代理店の保険販売実績や業績評価体系の資料、競合生保の公表前の商品改定資料などだ。

手口は資料をデータ化したり、私用のスマートフォンで撮影したりして、プライマリー生命側の担当者にメールで送信していた。

出向者から不正取得した情報を受け取った担当者やその担当者から共有を受けた職員は78人。いずれも、出向者に対して代理店から持ち出しの許諾を得た資料かどうかなどを確認せずに受け取っていたという。

プライマリー生命は「代理店側から不正競争防止法(不競法)に抵触するとの指摘や申し出はない」としている。

詳細は<広がる火の手>プライマリー生命保険でも出向者による"スパイ活動"が発覚/強まる「生保業界全体に蔓延する悪弊」との見方をご覧ください。
中村 正毅 東洋経済 記者

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なかむら まさき / Masaki Nakamura

これまで雑貨メーカー、ネット通販、ネット広告、自動車部品、地銀、第二地銀、協同組織金融機関、メガバンク、政府系金融機関、財務省、総務省、民生電機、生命保険、損害保険などを取材してきた。趣味はマラソンと読書。

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