ニデック創業者の永守重信氏、名誉会長も辞任すると発表「いうまでもなく、ニデックは永久に不滅」だとし、「誠実で信頼性ある真のグローバル企業」

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(写真:ブルームバーグ)

不適切会計疑惑に揺れるニデックは26日、取締役などの重要ポストから外れていた創業者の永守重信氏(81)が名誉会長も辞任すると発表した。本人の意向という。永守氏はニデックの経営から身を引くと表明した。

発表に際して永守氏は「すべてのステークホルダー」に向けた声明を公表。「ニデックを再び輝く企業集団へと再生させるために自らができることは何でもするとの強い覚悟」から、名実ともにニデックから完全に身を引くことを決断したと述べた。

永守氏は、一連の問題を受けて「自分の人生のすべてを賭けて、私としての社会的責務を全うしよう」と努めてきたが「いまこそ、まさに潮時」だと述べた。その上で、「本日をもって、ニデックという私の物語は終わり、それに続いて、次世代がニデックの新しい物語を紡ぐ時代」が始まるとした。今後は「さらなる人生のステージ」に向かい、人材育成という「もう一つの私の夢」に挑戦していきたいとの抱負も語った。

さらに、新しい世代の経営陣に「ニデック再生のかじ取りの全てを託したい」とも強調した。だが、ブルームバーグのデータによると、永守氏は個人だけで約8.3%のニデック株を保有する筆頭株主で同氏の影響力が完全に消えるかは不透明だ。

岩井コスモ証券のアナリスト、斎藤和嘉氏は、永守氏の名誉会長辞任はニデックの上場維持や再生のためには「仕方がないこと」だと指摘。いい方向への一歩だが、第三者委の調査結果はまだ出ておらず、その内容が明らかにならない限り、「株価は動かない」とみる。

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