空間自体は、すぐ下に広がるアメ横などの猥雑な感じが全く消えているのだが、この辺りにしぶとく残る「上野らしさ」をちょっと感じて面白い。
メニューブックに載っている商品のほか、壁面のポスターなどでは「ちょい呑みセット」やクラフトビールのPRもあり、やはりアルコール需要は根強いのだろう。
その他には「スペシャルメニュー」として、主にインバウンド向けなのだろう和牛を強く打ち出した商品もあった。黒毛和牛カルビ焼肉韓定食が3180円、黒毛和牛の霜降り牛かつ定食が3990円と、そこそこ強気の価格である。
今回は薪焼きグリルから注文
ふらふらと歩いていると、インドカリーダイニングの厨房からは、ナンを叩く小気味よい音が聞こえ、薪焼きグリルからは肉を焼く香りが漂い、何を食べるかなかなかに悩ましい。
まあ今回はグランピングを意識した空間ということで、薪焼きグリルから何か注文してみよう。
オムライスやステーキ、ハンバーグ、チキンステーキなどがある中、特にプッシュされていると思われるのが、メニューのトップに書かれているハンバーガー。3種類ある中から、牛100%と薪焼きを打ち出しているチーズグルメバーガーを注文してみる。
ハンバーガーに何を合わせるかも、なかなか難しいところ。レジ前にサンプルがあったので、見てみよう。サムギョプサルや、大きいナンが目を引くがひときわ異彩を放っているのが、その名も「レインボーショートケーキ」。耳馴染みのない名前の通り、断面が虹色の複数層になっている。これにしよう。
レジで注文すると、呼び出し機のほかにテーブルに立てるタイプの番号札を渡された。ハンバーガーの方は、通常のフードコートのように呼び出し機が鳴ったら自分で取りに行くが、ケーキの方は持ってきてくれるらしい。いろいろ不思議なシステムのフードコートである。
まず運ばれてきたのは、レインボーショートケーキ。薄暗い空間でもなかなかに目立つカラーリングの断面である。プレートにあしらわれたソースもまたカラフルである。




















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