「62歳でオンラインゲームに初挑戦」→「毎日6時間練習、子ども・孫世代から拍手喝采」 66歳女性が秋田移住で見つけた"第二の人生"
気になって配信を覗いてみると、「ヴァロラント」の実況が行われていた。5人対5人で戦うオンラインFPSゲームで、見知らぬプレーヤーとランダムにマッチングされる。お互い初対面なはずだが、メンバー同士で「ナイストライ!」「ソーリー」など声を掛け合う姿が印象的だ。
また、画面の向こうから「雪の除雪が大変です。皆さん怪我のないように気を付けてくださいね」という穏やかな語りかけが聞こえてきて、思わずこちらもほっこりした。

しかも、70代らしき配信者は、4試合3時間の配信中トイレに立つことも一度もなく、試合の合間に視聴者からのコメントに感謝を伝え、温かい雰囲気のまま配信は終わった。なんという体力だろうか……!
こんな風にゲーム用語を使いこなし、若者から「一目置かれる」シニアたちとは、いったいどんな人たちなのだろう。「マタギスナイパーズ」運営元とメンバーたちを取材した。
経験者ほぼゼロからの船出
「最初はパソコンの電源ボタンの場所すら分からない人もいました」
そう話すのは、マタギスナイパーズの運営元・株式会社エスツーの経営企画部長で、チーム立ち上げの責任者である緒方無双さんだ。
メンバー募集を始めたのは2021年で、現在は計11名が在籍する。男性6名、女性5名と、意外にも女性が半数だ。全員が60歳以上のシニアで、最高齢は77歳。
前職については、「全員が何かしらの仕事を経験し、第二の人生としてマタギスナイパーズを選んだ人たちです」と緒方さん。大半は、FPSゲームの経験ゼロからのスタートだったそうだ。そのため監督には、当時20代だった人物を抜擢。会社の練習場に用意したパソコン5台で、手取り足取り教えるところからスタートした。




















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