人の生命活動に欠かすことのできない「ホルモン」…専門医が解説する、意外な"分泌の優先順位"とは?
優先順位としては、副腎の次に甲状腺から出るホルモンが続き、最後に性ホルモン(男性ホルモン、女性ホルモン)となります。
これらはどれも、体にとって大切なホルモン。しかし、副腎から出るホルモンがもっとも優先度が高く、副腎のホルモンが減ると、体はそれを最優先でつくろうとするため、ほかの大切なホルモンがつくられにくくなってしまうのです。
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副腎が元気でなくなると、体は自然と甲状腺ホルモンを抑えるように働きます。甲状腺ホルモンは、体内の物質代謝をうながすホルモンで、たとえていえば、体にとってのガソリンのようなもの。
でも、ガソリンばかりをつくっても、体の土台となる副腎が疲れていては意味がありません。そのため、甲状腺ホルモンが低下気味になっていきます。
そうして体が冷えるようになったり、元気が出なくて体を動かすこともおっくうになったりして、どんどん家に引きこもる状態になっていきます。そして、慢性的な便秘などの症状にもつながってしまうわけです。
「副腎ホルモン」が乱れると「性ホルモン」まで衰える
性ホルモンについても同じです。
たとえば、副腎疲労の人は、なかなか妊娠できないという傾向が見られます。これは副腎疲労になると、自分の体をまず最優先で立て直さなければならず、大きなエネルギーを必要とする妊娠・出産には耐え切れないと体が判断するからです。
副腎ホルモンと甲状腺ホルモンの両方の調子が悪ければ、生理不順にもなるし、とても子どもを産んで養っていける状態ではなくなるので、性的なものへの関心も衰えていきます。





















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