寿命を延ばすには「肝と腎」セットのケアが大事!→血流・血液のコンディション悪化が「万病」を招く

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

肝臓は「動力装置」、腎臓は「浄化装置」として、日々それぞれの仕事を黙々とこなしているわけですが、私はこの両者はお互いに協力しながら「生命の維持に欠かせないひとつの重大任務」を遂行していると見ています。

その重大任務とは「血液の循環」です。

肝臓と腎臓は、血流を介して深くつながっていると言っても過言ではありません。

肝臓と腎臓は血流量がたいへん多い臓器で、両者には心臓から送り出される血液量の約4分の1が流れ込んでいます。肝臓は血液に栄養やエネルギーをたっぷり乗せて全身に送り出し、わたしたちはその血液によって元気や活力を得ています。また、腎臓は全身を回った血液からゴミや不要物を取り除いて、わたしたちはそのおかげで体にきれいな血液を回すことができます。

すなわち、わたしたちが血液を巡らせることができているのは、肝臓の「動力システム」と腎臓の「浄化システム」が日々絶え間なく稼働しているからこそ。動力と浄化のふたつのシステムが両方とも機能することで、はじめて全身に血液を循環させるという大事業が可能になるのです。

血流・血液のコンディション悪化が「万病」を招く

私は、肝臓と腎臓は「血液の共同管理人」のような存在だと考えています。

ふたりの管理人のうち、ひとりは食べ物をすぐに使えるかたちにして血液の輸送ラインに積み込む役割。もうひとりは血液の輸送ラインからゴミを取り除いてきれいに掃除をする役割。このふたりの管理人が互いに協力し合いながら血液のコンディションをキープしてくれているからこそ、わたしたちは血液を脳と体に巡らせて、日々を普通に生きて活動することができているわけです。

そして、このふたりの管理人のうち、どちらか一方、もしくは両方とも弱ってきて血液管理の仕事がいい加減になってくると、血液の流れが悪くなったり、血液の質が悪くなったりして、病気や不調を招く大きな原因となっていくのです。

全身を循環する血流・血液のコンディションの悪化は、「万病のもと」となると言っても過言ではありません。

糖尿病、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、脳血管障害……肝と腎の血液管理人の働きが落ちてくると、こういったさまざまな病気に見舞われるリスクがアップするようになっていきます。

だから、ふたりの血液管理人を疲弊させてしまってはいけないのです。みなさん、肝臓と腎臓という「肝腎要の臓器」をしっかり維持していくことの大切さがお分かりいただけたでしょうか。

次ページ肝臓と腎臓は「ひとつの臓器」のようなもの
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事