寿命を延ばすには「肝と腎」セットのケアが大事!→血流・血液のコンディション悪化が「万病」を招く
肝臓と腎臓がどうしてそんなに重要なのか。その理由は、このふたつの臓器が「必要なものを取り入れて、不要なものを排出する『出し入れ』の役割」を担っているから。わたしたちの体を「家」とするなら、体に必要なものを「家に入れる役割」をしているのが肝臓で、体に不要なものを「家から出す役割」をしているのが腎臓なのです。
肝臓は言わば「買いもの係」。買いものができず、家に食べるものが入ってこなかったら生きていけませんよね。もし、食料供給が断たれて栄養やエネルギーが入ってこなくなったらライフラインの動力源がぱったり失われてしまったようなものです。
じつは、その「動力装置」の役割を果たしているのが肝臓なのです。肝臓は食べたものの栄養やエネルギーを体に必要なかたちに合成・加工したうえで血液を通して全身に送り届けています。すなわち、「買いもの係」の肝臓は、栄養やエネルギーをはじめ、わたしたちが生きるために必要なものを用立てて、毎日せっせと送り届けてくれているわけです。
一方、腎臓は「ゴミ出し係」です。食べて生活をしていれば、必ずゴミが出ます。不要なゴミがたまり出すと、家の中はどんどん不健全な状態になっていくもの。下水道が使えなくなったりゴミを捨てられなくなったりしたら、家中に嫌な臭いが充満し、大量のゴミがあふれて「ゴミ屋敷」のようになってしまうかもしれません。
そんな状況に陥らないように、体の「浄化装置」の役割を請け負っているのが腎臓なのです。腎臓は、不要物を尿として排泄するのはもちろん、血液を浄化してミネラルなどの成分を一定に保つ仕事をしています。すなわち、「ゴミ出し係」の腎臓が毎日せっせと働いてくれているからこそ、わたしたちは体という家をゴミ屋敷化することなく、常にきれいな血液を循環させることができているわけです。
肝と腎による「出し入れ」が生きるベースをつくる
つまり、「肝臓という動力装置」と「腎臓という浄化装置」が日々稼働しているおかげで、わたしたちは必要なものを取り入れ、不要なものを排出して、いつも通りに生きて活動をすることができるということ。肝と腎による「出し入れ」が、人間が毎日を生きるベースをつくり出しているのです。
もし、この先の人生で肝臓と腎臓を弱らせて「買いもの」も「ゴミ出し」もできなくなってしまったら、食べるものも食べられず、力も気力も湧かず、悪臭を放つゴミの山に埋もれて暮らすようなハメに陥るかもしれません。ですから、そうならないようにするには、「体の出し入れ」が日々しっかり回るよう、早い段階から肝臓と腎臓をケアして機能維持に努めていかなくてはならないわけです。




















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