「5年に1回は起こるありふれたこと」でしかない…人気投資家が辿りついた"暴落は茶番"という境地
さらに、暴落による弱気相場のあとは、決まって強気相場(上昇相場)が訪れます。弱気相場の最大下落率を上回る上昇率を叩き出し、上がったり下がったり波打つようにしながら、世界の株式相場は右肩上がりに成長し続けてきたのです。
そうであれば、弱気相場のうちに買い増しをしておいたほうが得ではありませんか。
こうしたデータがあることを事前に把握していたので、コロナショックの際は目減りする資産にショックを受けながらも、「これが話に聞く暴落か」と、どこか社会科見学気分で客観視している自分もいました。
暴落は「チャンス」でしかないのでは?
その後もコロナショックほどではないものの、米国の利上げによる影響や、トランプ関税による影響などで株価の暴落や急落が何度かありましたが、その都度インデックスファンドや高配当株の買い増しを行いました。
株価が回復して含み益が得られる経験を積むうちに、「暴落って一体なんなのだろう?」「チャンスでしかないのでは?」という気持ちになっていったのです。
株価が暴落、急落した際は、自分の資産も含み損を抱えているのに、なんだか不思議と不安よりも前向きな気持ちが勝ります。
「暴落してもこんなに心穏やかなのだから、インデックスの積み立て金額設定が自分にとって適切なんだろうな。これでいいのだと確認できた」とか、「検討リストに入れていた高配当株は買いどきかもしれない。配当利回りを確認してみよう」などと考えているわけです。
言い方は悪いのですが、わたしはいま暴落を「茶番」のように感じています。経済も、自分の資産も悲観的な状況のはずなのに、その心は裏腹だからです。
これはいい表現ではないことも理解していますが、そんな俯瞰的なマインドを持つことが、「相場に慣れる」ということなのだろうと思っています。
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