「5年に1回は起こるありふれたこと」でしかない…人気投資家が辿りついた"暴落は茶番"という境地

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インデックス投資では、積み立てを続けることで暴落時に平均購入価格を下げられます。同じ金額でより多くの口数を買えるため、長期的に見れば有利に働きます。

高配当株投資では、株価が下がっても優良企業は配当を出し続けます。むしろ暴落時には配当利回りが上がり、同じ金額でより多くの配当を生む株を買えるようになります。暴落中も配当というキャッシュフローは途絶えないのです。

そこで重要なことは、「暴落時も狼狽(うろた)えず、淡々と投資を続けること」です。「暴落はチャンスだ!」と声高に叫ぶ人もいますが、あせらなくていいのです。とにかく冷静に、これまでの投資を継続しましょう。

暴落後に回復する見込みのない企業に投資しては意味がありませんが、インデックス投資なら長期的に成長が見込める市場を、高配当株投資なら安定した配当を出し続けられる企業を選んでいれば、暴落を過度に恐れる必要はありません。

「お花畑気分」を吹き飛ばしたコロナショック

しかし、そうはいっても初めての暴落体験は心を揺さぶられるものです。わたしの初めての暴落体験は、2020年のコロナショックでした。

当時、「日経平均株価」は約2カ月間で30%下落、「S&P500」も1カ月で30%以上下落、「オルカン」も20%近い下落を記録しました。インデックス投資を始めたばかりの初心者だったわたしには、これは相当に大きな衝撃でした。

当時、毎月の生活費を10万円以内に抑えるハードな節約を重ね、2年間で約600万円を貯蓄していました。そのうち約300万円をインデックス投資に回していたため、資産規模に対して投資額は大きく、リスクもかなり高い状況だったのです。

家計簿アプリに証券口座を連携し、日々増減する資産に一喜一憂していた頃でしたから、資産が増えると自分の努力が報われた気がして自己肯定感が高まるようでした。

しかし、そんなお花畑気分のわたしに突然コロナショックが襲いかかり、容赦なくわたしの資産を減らしていったのです。

株式投資には「狼狽売り」という言葉があります。これは、株価が暴落した際に精神的に不安定になり、恐怖や不安から逃れるために株式を売却してしまう行為を指します。

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